顧客満足

製品の安全・品質に対する基本的な考え方

当社グループは、経営理念に「化学と技術、そして自らの可能性に挑み、よりよい未来を創造」することを定め、品質・環境統合方針に則り、自主的かつ積極的に製品の安全・品質向上を目指した企業活動に取り組んでいます。国内外で化学物質に対する規制、管理への要求も増えてきており、お客さまの要望に応えられる体制を構築し、製品開発を行い、かつ正確な情報発信につなげています。

確実に製品をお届けするために

当社グループは、確実に製品をお届けするための生産体制を整えています。国内の生産拠点である狭山事業所と浜岡事業所では常に生産スケジュールや物流スケジュールを最適化し、お客様のニーズに柔軟に対応しており、海外子会社にもこの技術・技能を共有して、グローバルな生産体制を強化しています。また、物流については積極的な改善に取り組み、お客さまに製品をお届けするまで、より確実な体制作りを目指しています。

お客さまからの確かな信頼を得るために

お客さまの期待に応える魅力ある製品とサービスの提供を実現するために、さまざまなご要望に応えていくことを心がけています。中でも環境負荷を考慮したモノづくりに対する要望も増えてきており、本視点でのお客さまへの対応にも注力していきます。

品質向上活動

脱炭素社会への動きをはじめとした社会動向の変化や法改正により、お客さまの要求事項も多様化してきています。その中で、生産時における製品原単位当りのCO2排出量において情報提示の要望が増加しています。そのため、当社ではCO2排出量算定に向けて準備を進めているほか、品質向上活動の一環としてサービスの向上にも取り組んでいます。

品質関連階層別教育

高品質な製品・サービスづくりのため、従業員の品質意識向上に向けた教育を実施しています。品質関連の階層別教育に基づき、従来の集合研修に加え、「なぜなぜ分析の基礎研修」などのe-ラーニング研修を開始しました。今後、さらにe-ラーニングを拡大導入し、品質関連教育の強化を図ってまいります。

品質関連階層別教育
品質関連階層別教育

品質パトロール

製品の品質不適合を未然に防ぐことを目的として、品質パトロールを実施しています。製造や検査の現場を巡視し、製品の品質に影響を及ぼす可能性のある因子を事前に発見し、作業現場の環境改善に努めています。

品質パトロール
品質パトロール