研究開発概要
研究開発トップメッセージ
化学の力と独自の技術でより良い未来を
化学の力で社会課題を解決し、世の中の発展に貢献すること。これは、創業以来、当社グループの事業活動の根底に流れる思いです。これからも高い付加価値を生みだすために、当社グループは常に社会の変化を捉え、競争力の源泉である研究開発力を強化し続けます。
当社は研究施設と生産現場が隣接していることから、研究者がフラスコスケールの設計段階から、試作プラントまでを受け持ち、生産技術と連携することで製品の垂直立ち上げを実現しています。また、オープンイノベーションをはじめとした外部連携やAI活用を積極的に進めており、効率的な開発体制を構築しています。
技術が高度化する中、新たな価値を生みだすためにはあらゆる挑戦が必要です。機を逃さずイノベーションを起こすには、常にアンテナを張り巡らし、技術者各々が力量を高め研鑽を重ねること。これこそが挑戦を成功に導き、実現困難と思われたテーマを完遂するために必要なことだと考えています。
人々の豊かな暮らしと地球環境の保全の両立に貢献できるよう、化石原料からの脱却を目指し、有機溶剤の低減やバイオマス材料の活用など、サステナブルな製品の開発をより一層進めてまいります。
執行役員 研究開発本部長
中沢 光彦
推進体制
研究開発本部では、基盤技術開発を担う研究開発センターと、顧客ニーズに対応する製品開発部でイノベーションを推進しています。それらを支える知財戦略と分析評価に関する機能を研究開発センターに設置し、緊密な連携を図っています。オープンイノベーションでは他企業やアカデミアとの協業を推進し、新たな高付加価値品のため日々チャレンジを続けています。