海外拠点紹介

寧波綜研化学(中国)

会社概要

寧波綜研化学は綜研化学のグループ会社です。1994年に中国の寧波省で設立され、長年に渡って中国の粘着剤業界の急速な発展をリードしてきました。

当初から中国初のクラス1000クリーンコーティング生産ラインを導入しました。革新的な技術と高品質の製品、優れたサービスを提供して、コーティング事業におけるお客さまのご要望にお応えします。

コーティング事業

技術力

寧波綜研化学の研究開発センターでは、これまで1000を超える製品の販売実績があります。

積極的な特許出願により差別化を図り、光学透明性、飛散防止、熱伝導性、導電性、難燃性、耐腐食性、環境に配慮した製品など、多数の高機能製品を取り揃えています。これまでに、モバイル機器、光学ディスプレイ、タッチパネル、自動車、家電製品、医療、建築、住宅環境など、さまざまな分野や産業で広く使用されています。

寧波綜研化学の製品は、光学透明性、飛散防止、熱伝導性、導電性、難燃性、耐腐食性、環境に配慮した多くの機能を備えています。

これまでに、モバイル機器、光学ディスプレイ、タッチパネル、自動車、家電製品、医療、建築、住宅環境など、さまざまな分野や産業で広く使用されています。

技術力

ローカライズ方針

25年以上に渡り、現地生産、現地販売のネットワークを形成し、迅速な顧客対応を実現しています。

コーティング事業の設備

寧波綜研化学は50,000m2の面積で、これまで1,850万米ドル投資されてきました。一般環境コーティング生産ラインからクラス1000クリーンコーティング生産ラインまでを導入し、各種生産環境を整備しています。原材料から製品までを一貫した簡潔な製造プロセスで顧客ニーズに応えます。

コーティング事業の設備

社会貢献活動

中国の粘着剤製品産業に参入した外国投資企業として、寧波綜研化学は、社会貢献のボランティア活動、環境保全に積極的に参加し、広く社会から認識されています。

植樹活動
植樹活動
街の清掃活動
街の清掃活動

認定資格

品質管理システムを構築し、運用するための要件を定めており、組織が顧客ニーズに応え、製品やサービスの品質を維持するためのプロセスを確立することを目的としています。

ISO9001:2015は、品質管理システムの全体的なフレームワークを提供するだけでなく、品質目標の設定、品質計画の策定、プロセス監視、品質改善、内部監査、適切な文書管理など、多数の要件をカバーしています。

寧波綜研化学は2020年1月にISO9001:2015を取得し、製品及びサービスの品質を維持しています。

ISO9001:2015

国際自動車タスクフォース(IATF)によって開発され、自動車産業における品質管理システムに関する国際的な要件を規定した規格です。

IATF 16949:2016は、リスクベースの思考とプロセスアプローチを重視し、顧客要求を満たし、サプライチェーンの品質管理、製品の安全性、法的要件の遵守などを含む幅広い要件をカバーしています。

寧波綜研化学は2020年7月にIATF16949:2016を取得し、品質管理システムを管理しています。

IATF16949:2016

環境管理システムに関する国際的な規格です。この規格は、組織が環境に対する影響を減らし、環境保護に取り組むことを目的としています。

ISO14001:2015は、環境に関する法的要件を遵守すること、環境への影響を減らす取り組みを実施すること、環境目標の設定と達成のための継続的な改善を行うことなど、多数の要件をカバーしています。

寧波綜研化学は2019年1月にISO14001:2015を取得し、環境管理システムを管理しています。

ISO14001:2015

組織が労働安全衛生に関するリスクを評価し、予防措置を講じ、職場での健康と安全を確保することを目的としている労働安全衛生管理システムに関する国際的な規格です。

労働安全衛生に関する法的要件を遵守すること、労働安全衛生のリスク評価を行うこと、予防措置の実施や緊急対応の計画策定、継続的な改善を行うことなど、多数の要件をカバーしています。

寧波綜研化学は2021年1月にISO45001:2018を取得し、労働安全衛生管理システムを管理しています。

ISO45001:2018

RoHS(Restriction of Hazardous Substances)とは、電気電子製品に含まれる有害物質を制限するための欧州連合の規制です。

RoHS指令は、電気電子製品のリサイクルに関するEUの指令であるWEEE指令とともに、電気電子製品の廃棄物の環境負荷を減らすことを目的としています。

RoHS指令は、電気電子製品のさまざまな部品や材料に適用され適合するためには、製造業者は自社の製品に含まれる有害物質の量を測定し、規制に準拠するために必要な措置を講じる必要があります。

寧波綜研化学の電気電子用途の製品は、環境負荷を減らすためにRoHSの測定を定期的に行っています。

RoHS

VOC(Volatile Organic Compounds)は、揮発性有機化合物の略称で、有害な化学物質の一種です。

VOC規制に適合するためには、製品の成分や使用量の記載、VOCの量の測定、規制値の遵守などが求められます。
VOC規制に適合することで、製品の環境負荷を低減し、環境保護に貢献することができます。

寧波綜研化学の製品ラインナップにVOC対応製品も揃えています。

VOC

UL認証マークは、Underwriters Laboratories(UL)によって製品の安全性が確認された製品に対して与えられるマークです。

ULは、電気製品から化学製品、プラスチック材料などの幅広い製品に対して安全性評価や認証を行っています。

寧波綜研化学の製品ラインナップにUL対応製品も揃えています。

UL

コーティング事業の採用事例

事例1 コロナ検査キット用PSシート

顧客の課題

コロナ検査キット用の親水膜PSシートを競合他社よりも先に提供したい

解決

当社血液検査キットのテープ技術を生かして、顧客のニーズにマッチする製品を早期に提供し、新製品の開発期間を短縮できた。競合他社よりも早く製品を販売でき、医療業界におけるマーケットシェアを獲得した。また、エンドユーザーもいち早く検査キットを利用できた。

事例1 コロナ検査キット用PSシート

事例2 迅速な不具合対応

顧客の課題

品質不具合(巻きずれ)の苦情発生

解決

苦情を得てすぐに、生産面と輸送時の梱包方法の両面対策を検討し、巻きずれ原因を特定した。不具合の再発生防止を図った。顧客に対し、品質管理を提供することができ、信頼関係を確保できた。

事例2 迅速な不具合対応

綜研化学アジア(タイ)

会社概要

綜研化学アジアは綜研化学の完全子会社です。2008年にタイを拠点に設立され、国内のみならず、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポールなど東南アジア地域で製造と販売のネットワークを構築しています。

地図

技術力

綜研化学の粘着剤設計技術と、粘着テープ加工技術を活かし、高品質な製品を生産しています。
日本の最新技術は、綜研化学アジアの製品開発でも展開されており、顧客に技術面でサポートしています。

ローカライズ方針

現地生産現地消費の方針に基づき、日本技術基準の製品とサービスおよび品質を現地で提供できます。原材料サプライヤーに定期的な品質検査や工場監査を行っています。

タイに製造拠点を置き、ベトナム、インドネシアで製品在庫を保管して、東南アジア諸国に販売しています。

サポート対応

現地に詳しいタイ人スタッフと日本人スタッフの両方を擁しています。国際環境で顧客のニーズに応えられるよう、タイ語、英語、日本語、ベトナム語、インドネシア語など、多言語でサービスを提供しています。

サポート対応

綜研化学アジアのコーティング事業の設備

綜研化学アジアでは、ISO9001認定された環境で、原材料から製品まで顧客ニーズに応えています。

ISO9001認定

綜研化学アジアのコーティング事業の採用事例

300種類を超える粘着剤

事例1 自動車部品メーカー

顧客の課題

自動車内装に使用しているテープは基準以上のVOC(揮発性有機化合物)が出ている。自動車内装環境に適用している粘着テープソリューションが欲しい。

解決

低VOC型粘着テープを提案し、採用が決定した。

事例1 自動車部品メーカー

事例2 エアコン部品メーカー

顧客の課題

エアコンメーカーに新技術のテープソリューションを提案したいが、根本的な粘着剤技術を上手く説明できない。

解決

技術営業マンが顧客と同行し、エアコンメーカーに技術営業をサポートし、テープの採用が決まった。

事例2 エアコン部品メーカー

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